時代おくれの 乙女になりたい!
丹後で出会った師匠との約束は、ずーっと油絵を描きつづける事。
季節集中型の家業も 年々体力に自信が無くなっている。若いアルバイトの子が入らなくなり、近頃では、年配の方でもお店を掛け持ちする時代。
自分たちも、アルバイトの人達もいつまで続くのだろう。
そんな中、今年のはだしのコンサートは、ナホトカ号重油災害から20年目ということで、新しい取り組みがはじまった。
昨日は網野高校美術部の生徒さんと一緒に ナホトカ号についての講義をうけその後、漂着物アートの構想をきいた。網野高校は、師匠と出会うきっかけとなった学校である。
京丹後 宿おかみさんの会 まんまくらぶ シンクロといった形で学校にはお世話になってきたが、今回はじめてアートでご縁をいただく事になった。
これをきに、自宅工場もいよいよ 片付けて「丸ちゃん工房」らしくする時がきた。
完璧なギャラリーとなるには 程遠いであろうが、5月に和歌山からお越しいただくお客様にはぜひ立ち寄っていただきたいと思っている。
一つ残念なことは、恩師がこの世を後にされたことである。
私にとって絵を描く事は、修行なり。
年こそ取ってはいくが、このアナログな物つくりの原点は 若き日と変わってはいない。
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