丹後ちりめん回廊が 日本遺産に、認定されました。
織物業を廃業してから、18年ほどになりますが、母屋の至る所に、織物に関する物が残っています。
糸繰機、紋紙の一部。金糸、銀糸。糸枠やシャットル。
織りかけのハギレ。
未だに機械油の匂いが残っている工場。
この工場を ギャラリーにと やりかけては、中断し、ゴミ置場に。
でもこれを機に 大切な記憶として 我が家にも残したいものだ。
丹後ちりめんの300年にわたる長い時は、
その華やかな織物とは うらはらに、厳しい自然とひたすら織り続けて来た人々の
汗と涙の 結晶。
手機から 織機に 変わっても 変わる事はない。
変わった事といえば、機音を探さなければ、聞けない事。
本日は、おめでとうございます。
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